イラレで小文字が打てなくなった時の確認箇所と対処法。

先日、イラストレーター(以下、イラレ)使用中に急に英語の小文字が打てなくなり、少し焦りました。

その時に入力したかったのは、「Strawberry」。良くあるパターンだとは思いますが、頭文字だけ大文字で、他は小文字にしたかったんです。

しかし、いくら打っても『STRAWBERRY』。全て大文字で入力されてしまう…という状態に陥りました。

イラレ自体は、かれこれ10年近く使用しているので、すぐ解決出来ると思っていたのですが、色々と調べないとわからなかったので、備忘録的に小文字が打てなくなった時の確認箇所と対処法をまとめておこうと思います。

同じような状態に陥ってしまった時の参考になれば幸いです。

ちなみに、今回の内容は『Adobe Illustrator 2020』(PCはMac)ですが、他のバージョン・環境でもほぼほぼ同じように対応できると思います。

まずはPCの問題か、イラレの問題かを見分ける。

どんな時でも、どこに原因があるのかを確認する作業は一番最初にするべきだと思っています。

イラレ特有の操作で問題が発生しているのであれば話は別なんですが、今回は「文字入力」というPCの基本操作で問題が発生しているので、イラレの設定や問題の以前に、PC自体の問題である可能性があります。

確認方法は簡単です。

イラレ以外の「文字入力」が出来るアプリケーションで、同じように文字入力をして、同じ現象が起こるかどうか確認すればOKです。

一番簡単なのは、Chromeなどでブラウザを立ち上げて、検索バーに文字を入れてみることだと思います。

実際に「Strawberry」と入力した時に大文字と小文字が打てれば、PC自体の設定・問題ではなく、イラレだけで起きている問題であると判断出来ます。

もし、ブラウザでも大文字しか入力出来ないようであれば、逆にPC自体の設定・問題である可能性が高いですね。

「Caps lockキー」を確認

大文字しか打てない…と聞いて、まず真っ先に思いつくのが『Caps lock』キーですね。

Macの場合は、だいたいキーボードの一番左下にあって、有効な状態だと緑色のランプがつくあのボタンです。

Windowsの場合は、キーボードの一番左、下から3番目くらいにあることが多いですね。

このボタンは、まさに“入力を全て大文字にしたい時”に有効にするボタンです。

これが有効な状態だと、普通に入力した英語は全て大文字で入力されてしまうので、イラレ以外のアプリケーションでも大文字しか打てない場合、まずはこれを確認しましょう。

フォントの問題

PC自体の設定・問題でないことが判断出来たら、いよいよイラレ側の設定を見ていきます。

まずは、このフォントです。

英語フォントの中には、大文字しか用意されていないものも結構あります。

大文字しか表示されないフォント例

例えば、この図は同じ「Strawberry」と入力し、フォントを変えたものです。

下にあるフォント(フォント名:Bungee Regular)は小文字が用意されていないので、フォントを変えた途端「trawberry」の部分が大文字表記に変わります。

この場合、フォント側に小文字がないので別のフォントを使うしか対処法はありません…。もしくは、小文字にしたい部分のフォントサイズを変えるなど、デザインで小文字のように扱うか…ですね。

いずれにしても、「大文字しか打てない…」と思ったらフォントを確認してみてください。

ちなみに、日本語対応フォントの場合は、たいていの小文字も収録されています。英語フォントはオシャレなものも多いですが制約も多いということですね。

オールキャップス機能とスモールキャップス機能

オールキャップス機能とスモールキャプス機能

ここまでの箇所を確認しても、まだ大文字しか表示されないという場合は、この機能の可能性が高いです。

なにを隠そう、ぼくもこの機能が原因でした…

個人的にはあまり使わない機能だったので、調べるまで存在を知らなかった『オールキャップス機能』と『スモールキャップス機能』。

それぞれの内容と確認方法を見ていきます。

オールキャップス機能

この『オールキャップス機能』は、入力されている英語を“強制的に大文字で表示させる機能”です。

上図は、全て同じように「Strawberry」と入力しており、オールキャップスをオンにした表記は2段目です。

見ての通り、小文字だった部分が全てが大文字になっています。

オールキャップス機能の確認

オールキャップス機能の確認

このオールキャップス機能が有効になっていると、当然小文字の入力が出来ませんので、機能を解除してあげる必要があります。

こちらの図を参考に、イラレの文字パネル内で設定を解除しましょう。

文字パネルが出てない場合は、「ウィンドウ」→「書式」→「文字」から表示させてください。

スモールキャップス機能

次に、上図3段目に表示されている『スモールキャップス機能』です。

オールキャップス機能と似ていますが、こちらは見ての通り“小文字の大きさで、大文字を表示させる機能”です。

小文字で入力している2文字目から、大文字だけど文字のサイズが小さくなっているのが確認出来ると思います。

意外と使えそうな機能だな…と思った方も多いと思います。(ぼくもそうです)

スモールキャップス機能の確認

スモールキャップス機能の確認

こちらのスモールキャップス機能も、先ほどのオールキャップスと同じく文字パネルでON/OFFの切り替えが可能です。

文字パネルが出てない場合は、同じく「ウィンドウ」→「書式」→「文字」から表示させてください。

最後に

恐らく、この『オールキャップス機能』『スモールキャップス機能』で、大文字しか打てない…という問題は解決したと思います。

この機能を使うとしたら、「デザインテンプレートを作って、他のデザイナーと共有する」みたいな場合や、「パンフを作っていてテキストを色々な人からもらう」みたいな時かなぁと思ってました。

いずれにしても、デザイン側の意図で文字入力に規制を掛けたい場合なんかがほとんどなんだと思います。

ちなみに、今回ぼくが陥ったのは海外のデザインデータを触っている時だったので、もしかしたら外国では一般的に使っている機能なのかもしれませんね。(そもそも英語の機能だし)

万が一、ここで紹介した対処法で解決しない場合は、頼みの綱である「PC再起動」ですね…

最後まで、お読み頂きありがとうございました!あなたの問題が解決していることを願っています!

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みやざわ

『Sokoage Magazine』の管理人です。
Sokoageの代表として、デザイン/マーケティングの仕事をしています。 ジャッキー・チェン、K-POP、中華料理大好きで、ゲーム・漫画・映画を嗜みます。北海道帯広生まれ。