『PokemonLegendsアルセウス』をプレイして想うこと

こんにちは、伊藤です。今日は僕が普段やっているゲームに関してです。

『ポケモン』シリーズの最新作、『PokemonLegendsアルセウス』が発売され、がっつり三日間やり込んでクリアしたので、想ったことをそれっぽく書いていこうと思います。

久々のゲームへの没頭

発売から3日。没頭してしまい、あっという間のクリアだった。僕は間違いなくこの三日間、“ヒスイ地方“にいたのだーーーー

昨今のゲーム事情と言えば、「基本プレイ無料」「バトルロワイヤル」「ガチャ」。この3つのキーワードで言い表せるのではないだろうか。

かくいう僕も「Fortnite」「ApexLegends」「ウマ娘」などに大層ハマってしまっていた。実際にこういったゲームが面白いことは否定できない。ゲーム実況全盛期の今、これらのゲームが時代を牛耳っていても何らおかしくない。

しかし、少なくとも僕の「ゲーム体験の源流」はこういったゲームで得ることはできなかった。これは言い換えれば、昨今のゲームは”達成感“が圧倒的に欠如していた。

ゲームの達成感

ゲームの達成感とは何か。僕はこう考える。ゲームを作る側が用意したゴールに、没入感や上手くいかない悔しさ、そして何より楽しさを得ながら、辿り着くことだ。ゲームの完成度が高ければ高いほど、プレイヤーに擬似的な冒険を味わわせてくれる。これは個々の感覚に依る部分もあるので、「完璧なゲーム」が存在しないことも確かだ。

前述の「バトロワ」「ガチャ」などの要素が入ったゲームには、こういった「達成感」は存在しない。

「バトロワ」は世界中のプレイヤーと腕前を競う。当然、世界で活躍するプレイヤーに一般的なゲーマーが敵うはずがない。いわばキリがない、ゴールがないのだ。

「ガチャ」で強いキャラを得るゲームは、簡単に言うとただのギャンブルだ。ゲームを通してお金を儲けるという作り手側の思惑を理解しながらも、お金を払ってしまう。ゲームの売上が黒字の限りゴールが無い。こういった昨今のゲーム事情を背景として、僕もそれに乗ってしまい、「ゲームの達成感」を忘れかけていた。

ゲームとは何か

近年、作り手の想いが詰まったゴールのあるゲームが発売されていないという意味ではない。実際に僕も「バトロワ」「ガチャ」要素の無いゴールのあるゲームを買ってプレイしていた。

しかし、どれも「未クリア」の状態で棚の片隅に放置されていたのだ。理由は簡単だ。ゲームを通した冒険をしてゴールを目指すより、「バトロワ」でどこかのプレイヤーに勝ったり、「ガチャ」を引いていた方が楽だったからだ。

ゲームをプレイすることで出るアドレナリンも依存性も、ゴールがあるゲームに比べると桁違いだ。

だからこそ、今回の『ポケモンレジェンズ:アルセウス』(以下ポケレジェ)には驚かされたし、身体が痺れるほど満足した。

ポケレジェの魅力

ポケレジェにはストーリークリア、図鑑完成というゴールがある一方で、オープンワールドで自由にプレイできる。このゴールを目指す過程と、プレイの自由さの塩梅が今までにないほど完璧なのだ。

「ゲームを通した冒険」をきちんと得ることの出る作り、過去のポケモンを覆そうという作り手の意気込み。

それらが完璧に作用して、プレイ後の今は本当にいい映画を観た後と同じ感覚に包まれている。

ゲーム自体の評価は別の機会にさせて頂くとして、このゲームが世に生まれてプレイできたことにまずは感謝したく、筆を取った。

『ポケモンレジェンズ:アルセウス』はポケモンシリーズの過去の物語である。しかし、最先端の機能やプレイ性が盛り込まれていて、あなたのゲーム体験を更新してくれる、未来への第一歩となるゲームになるかもしれない。

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itotty

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