【PremierePro初心者講座#01】編集〜書き出しまでの一連の流れ

この記事では、映像編集を始めたばかりの方に、有料映像編集ソフトであるAdobe社のPremiereProの使い方を詳しく説明していきます。

Vol.1は、全体の大きな流れである編集から書き出しまで。まずは基本の流れを解説します。

PremiereProとは

まずはPremiereProについて

プロに親しまれる有料編集ソフト

PremiereProは、ハリウッドの制作現場でも使われているように、映像業界全般で親しまれている編集ソフトです。

シンプルに使い勝手がよく、タイムライン上での編集も簡単に切り貼りを行える他、簡易的な映像の合成も行える他、カラーコレクション(色調整)も本格的に行えます。

まさに一つのソフトで自在に映像を創り上げることができる仕様になっています。

Adobeユーザーに優しい

Adobeのソフト、IllustratorやPhotoshopなどを使っているユーザーにとって、PremiereProは使いやすさを含め優しい設計になっています。

同じ会社から出ているソフトなので当たり前と言えば当たり前なのですが…。

例えば、Illustratorで作成したテロップやタイトルを、aiファイル(Illustrator)のままPremiereProに読み込んで使えます。ちょっと修正したいなと思ったときは、aiファイルで修正を行い上書き保存すると、PremiereProのファイルも自動で更新されます。

このAdobeソフトの連携は僕も映像制作を行う上でよく使っている、とても便利な機能です。

STEP1〜素材の読み込み〜

そでれは実際に、ゼロからPremiereProの使い方を説明していきます。

1-1.プロジェクトの作成

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まずはプロジェクトの作成です。プロジェクトとは、PremiereProにおける最大のファイル単位です。つまり、このプロジェクトファイルに読み込んだ素材や編集途中の状態などを保存していきます。

PremiereProを開いたら、「新規プロジェクト」をクリックしましょう。そうすると下記のようなウィンドウが表示されます。

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これは新規プロジェクトの設定画面で、ここでプロジェクトファイルの保存場所を選択します。上部にある「参照」で保存場所を選択し、プロジェクトファイルの「名前」を決めたら「OK」をクリック。これでプロジェクトができあがり、下記のような画面になります。

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1-2.素材の読み込み

次は、撮影した素材の読み込みです。これは何パターンか方法がありますが、一番簡単な方法でご説明します。まずは下記の「1-2」をダブルクリック。そうすると、ファイル選択画面がポップアップされますので、撮影したファイルを探して選択し、読み込みましょう。

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読み込みが終わると「1−2」のところに素材が表示されます。素材の読み込みはこれだけです。他にもドラッグ&ドロップでファイルを読み込んだりできるので、試してみてください。

STEP2〜シーケンスの作成〜

無事素材が読み込めれば、続いては、シーケンスの作成です。

シーケンスとは

シーケンスというのは、各プロジェクトの中に作られる実際に編集を行うファイルのことです。

イメージとしては、プロジェクトが自分の部屋だとすれば、シーケンスはその中に置いてある家具の机ということになります。

シーケンスはいくつも同じプロジェクトの中に作成できますので、映像のバージョン違いなどを作る時に役立ちますので、覚えておいてください。

2-1.シーケンス作成方法

では実際にシーケンスを作成してみます。下記のように、「ファイル」→「新規」→「シーケンス」とクリックしてみてください。

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Macの場合だと、ショートカットキーcommand+Nで作成することも可能です。続いて作成するシーケンスの設定方法です。

2-2.シーケンス設定方法

シーケンスは、制作する映像の解像度やフレームレートを決めなければいけませんので、このシーケンス設定で選択していきます。(後で変更可能)

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「2-1」でシーケンスを作成すると、上記のようなウィンドウが表示されます。「Click!」のところで、シーケンスの設定を選択できます。これ実は結構ややこしくて、一番上にある「ARRI」というのはカメラメーカーの名前で、他にも「Canon」などがあり、各機材ごとに設定できるようになっています。

現在の一般的な撮影方法として一眼カメラが挙げられますので、それに準じて説明すると、「DigitalSLR」というファイルを選び、撮影した画質のものを選択します。

ただし、わからない場合は適当でもOKです。実は素材をシーケンスに移す時に、自動でシーケンス設定を撮影素材と同じ設定にしてくれますので、この辺りは詳しくなくても大丈夫です。シーケンスと素材の設定が異なっていると、下記のような画面が表示されます。PremierePro初心者向け解説編集から書き出しまで8

ここで「シーケンス設定を変更」をクリックすれば、問題なく編集に移れます。

シーケンスが無事に出来上がると、下記のようなスペースができます。これは「タイムライン」と呼ばれて、実際に編集を行う場所になります。

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STEP3〜タイムラインで編集〜

これで準備は整いました。早速、編集をしてみましょう!

3-1.素材をタイムラインに読み込む

まずは素材を前項で作ったシーケンスのタイムラインに読み込みます。これも色々と方法はあるのですが、最も単純な「ドラッグ&ドロップ」での読み込み方です。

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こんな感じに、素材を選んで、シーケンスのタイムライン上に「ドラッグ&ドロップ」するだけです。パソコン上でファイルを移動させるのと同じ要領ですね。

3-2.尺を調整したり、並び替える

続いて尺の調整方法や並び替えです。

素材を読み込んだあと、素材の長さを調整して見せたいところだけ見せたり、映像の順番を並び替えたりできます。尺の調整方法は簡単、タイムラインに置いている素材のブロックの一番隅へマウスを持ってくると、矢印マークに代わり、そのままドラッグすれば長さを変えられます。

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また、素材の並び替えも簡単で、素材ブロックを選択した状態で「ドラッグ&ドロップ」するだけです。

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基礎的な編集の流れを知って頂きたいため、まずは細かい事はカットしています。他にも注意点やもっと楽な方法などあるのですが、それはまたの機会にご紹介します。

STEP4〜書き出し〜

シーケンスに素材を並べ、映像が出来上がると、最後は書き出しです。

4-1.書き出し設定を行う

まずは書き出す方法です。「ファイル」→「書き出し」→「メディア」の順番で書き出し設定画面を表示させます。

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書き出し設定画面が出てくると、下記のような画面になります。まずは、「プリセット」というところを押してみましょう。

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ここはデフォルトでは「ソースの一致 高速ビットレート」になっています。何をするものかというと、書き出しの形式をプリセットから選択するんですね。SNS投稿用や、YouTube投稿用のプリセットがありますが、「ソースの一致 高速ビットレート」は2-2で設定したシーケンス設定と同じ状態で書き出すので、ひとまずこれを選択してください。続いて、保存場所とファイル名です。

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「出力名」の横の青字になっているところをクリックすると、保存先の選択画面が出てきます。ここで保存先を選び、ファイル名も変更できます。

4-2.いざ書き出す

書き出しの設定が完了すれば、あとは書き出すだけ!下記のボタンをクリックしましょう。

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これで無事に編集した映像が書き出されました。

まとめ

PremiereProの基本、編集〜書き出しまでの流れはいかがだったでしょうか?これは映像編集を行ううえで、何万回とする作業の流れになりますので、まずはその全体像を知ってもらえたかと思います。

次回以降は、もっと細かくパートを分けてご説明します!

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