みなさんこんにちは。今日はAdobeのPremiereProで、今までレガシータイトルを使っていたけど「エッセンシャルグラフィックス」に切り替わって最近この機能を使い始めたよー、という方に向けて、エッセンシャルグラフィックスで簡単に作れるテロップを6つ紹介します。
①スタンダードなテロップ
最初に紹介するのは、YouTubeなどでよくみるスタンダードなテロップです。エッセンシャルグラフィックスの設定は下記。ちょっと触った方はわかると思うのですが、下記画像のような「アピアランス」というテキストの見た目に関する設定をする画面がありますので、そこをいじっていきます。(他にもフォントサイズなどもいじくります)
まずはスタンダードなテロップの設定は下記
スタンダードなテロップ
塗り→任意の色※
境界線→白/15.0
境界線→※と同じ色/14.0
②シャドウ(光彩)をつけたテロップ
続いては、テロップ自体にシャドウをつけてより視認性をあげたテロップです。上記画像のような見た目になります。
シャドウをつけたテロップ
塗り→任意の色
境界線→白/15.0
シャドウ→不透明度:75%/角度:0°/距離:0/サイズ:30/ブラー:90(お好みで)
シャドウの塗り自体を白にすると、光彩効果にもなりますので、適した場面でご使用ください。
③インタビューなどで使えるテロップ
続いてはインタビューなどで使い回しの良い、背景にグラデーションを一枚敷いて、その上に白いテロップを置きます。
背景のグラデーションの作り方
- グラフィック→新規レイヤー→長方形
- エッセンシャルグラフィック内(グラフィックのレイヤー)に「シェイプ」が入ったことを確認
- テキストの下に作ったシェイプを下げる
- 長方形のシェイプを画面いっぱいに広げる
- シェイプを選択しアピアランス→塗り→色を選択
- 「ベタ塗り」→「線形グラデーション」に変更
- 色を黒に変更
- 「不透明度分岐点」のタブをクリックして、不透明度を0%に
- シェイプの上に表示されている矢印を調整し、画面上部から下部に向けて徐々に黒くなるようにする
あとは、テロップを好きなフォントで入れればOKです。
あまり凝っていない単色のテロップなどの視認性をあげるのに役立ちます。少しややこしいので、下記動画で詳しいやり方を確認してみてください!
④実況動画などで使いやすいテロップ
続いてはゲームの実況動画で使いやすい、いわゆる「座布団」と呼ばれる背景が敷かれているテロップです。
実況動画などで使いやすいテロップ
- 長方形シェイプを作成
- テロップの後ろに敷き、テロップに対して縦は均等な幅で、横は画面いっぱいに調整
- 不透明度を60%にする
これも一度長方形シェイプを作ってしまえば、あとはコピペで使いまわせます。テキストの行数さえ変えなければOKです。
⑤下線で強調するテロップ
上記のように強調したい時やテロップをより目立たせたい時には、下線が役立ちます。これも長方形シェイプを使うので、テロップと合わせて長方形シェイプはマスターしましょう
下線で強調するテロップ
- 長方形シェイプを作成
- テロップは白の境界線を1つつけるのみ
- 長方形シェイプを文字色と同じ色にする
- テロップの下半分に敷けるくらいにシェイプの位置とサイズを調整
こちらもインタビュー動画などで大切なことを言ったタイミングなどで、他のテロップと差別化したりして使えますね。
⑥白い座布団を敷いたテロップ
最後は大胆に画面下部を白い背景で隠してしまうテロップです。
白い座布団を敷いたテロップ
- 長方形シェイプを作成
- テロップの後ろに敷き、縦は下まで埋まるくらい、横も画面いっぱいに調整
- 長方形シェイプを白(もしくは黒)に変更
テロップ自体の視認性は抜群にあがるのですが、動画の下部分が見えなくなってしまっても問題ない、もしくは見せたくないときに使って見てください。
まとめ
いかがだったでしょうか。エッセンシャルグラフィックスを使った見やすいテロップの作り方を紹介しましたが、テロップの機能と言うよりも「長方形シェイプ」の使い方が割と重要になってきますね。
この記事の内容を動画で確認したい場合は下記よりご覧くださいませ!