みなさんこんにちは、Sokoageの伊藤です。
今日は動画制作を始めた人ならよく聞く「トランジション」についてご紹介します。
PremiereProで使えるおすすめのトランジションについても解説しますので、トランジション使ってみたいなーって方は是非ご参考にしてください。
トランジションって何?
そもそもトランジションとは何でしょうか。簡単に解説したいと思います。
コマとコマの”繋ぎ目”
動画制作におけるトランジションとは、動画素材と素材の間、つまり動画のコマとコマの間を繋ぐ役割をもつエフェクトのことです。
「クロスディゾルブ」が代表的なトランジションで、前のコマが徐々に薄れフェードアウトしていき、後ろのコマがフェードインしてくる形になります。
元々動画というのはフィルムで作られていたので、物理的にコマとコマを自然に繋げるために、この「クロスディゾルブ」が用いられてきました。
デジタルの今、様々な種類がある
現代はデジタルでのノンリニア編集が一般的ですので、一口にトランジションと言っても様々な種類があります。
よくエフェクトパックとして、オリジナルの格好いいトランジションが売られていたりしますね。
今回はPremiereProに最初から入っているトランジションを中心に紹介させていただきます。
PremiereProでのトランジション適用方法
PremiereProでトランジションを適用する方法はとても簡単です。エフェクトとして用意されているので、ドラッグアンドドロップするだけです。
「エフェクト」ウィンドウをチェック
PremierePro内にある「エフェクト」ウィンドウをチェックしましょう。もし表示されていない場合は、上のメニュー内、「ウィンドウ」→「エフェクト」にチェックを入れると表示されます。
このエフェクトウィンドウ内に、「ビデオトランジション」のフォルダがあり、この中に所謂「トランジション」エフェクトが入っています。
トランジションの適用
適用方法も簡単で、タイムライン上に並んでいる素材と素材の間にドラッグアンドドロップするだけです。
そうすると上の画像のように、コマとコマの継ぎ目にエフェクトが表示されます。
注意したいのは、この前後の素材が素材の尺ギリギリまで使っていると、素材を跨いでのトランジション適用ができなくなります。
おすすめのトランジション①
トランジションの適用方法をご理解頂いたところで、おすすめのトランジションを紹介します。
上の画像の様に、前後の素材をフェードイン、フェードアウトしながら重ねるトランジションが「クロスディゾルブ」です。
「ビデオトランジション」の「ディゾルブ」フォルダ内にあります。
とても汎用性の高い基本的なトランジションなので、編集初心者の方は是非これを使ってみてください。
おすすめのトランジション②
続いては、同じ「ビデオトランジション」の「ディゾルブ」内にある「暗転」というトランジションです。
これは単純に動画を暗くしていき、ブラックアウトするだけのトランジションなのですが、「クロスディゾルブ」同様に使い勝手が良いです。
例えば動画の終わりに暗転させるために使ったり、シーンとシーンが場所的、時間的に飛ぶ表現として暗転で繋いだりします。
YouTube動画ではあまり使わないかもしれませんが、動画編集をするのであれば覚えておきたいトランジションですね。
最後に
いかがだったでしょうか。今更聞けないかもしれない、PremiereProの「トランジション」について解説してみました。
動画を編集する上では必須ともいえるエフェクトなので、是非使ってみてください!