PremiereProで初心者でも作れるテロップ入りトランジション

みなさんこんにちは、Sokoageの伊藤です。

本日はですね、PremiereProを使って「テロップ入りのトランジション」というものの作り方をお伝えしたいと思います。

難しい操作はないので、初心者の方でも簡単に制作可能です。

こんなものをつくります

まずは完成品の上記の動画をご覧くださいませ。

こんな感じで、画面横から白背景とテロップが入ってきて、切り替わるという感じです。

テレビ番組などでよく使われるタイプの場面転換、トランジション ですね。

各レイヤーで作るもの

まずは全体像からご説明します。至って簡単で、最初に新規でシーケンスを作成し、その中に今回のテロップ入りトランジションを作り、そのシーケンスを実際に別のシーケンスで編集中の動画と動画の間に入れ込む流れです。

テロップ入りトランジション用シーケンスの中身は

  1. BG(「グラフィック」の長方形で作る背景レイヤー)
  2. ロゴ(pngファイルを使用)
  3. テキスト(「グラフィック」で作成)
  4. テキスト(同上)

という具合です。後はそれぞれに横移動のアニメーションを適用するだけなので、超シンプルです。

各レイヤーをそれぞれ見ていきましょう。

作成する4つのレイヤー

今回のテロップ入りトランジションは、主にロゴとテロップだけなので、シンプルに4つのレイヤーを使用します。

以下が各レイヤーの詳細です。

1.BGレイヤー

BGレイヤーは参考動画の左から出てくる、白い背景ですね。これはとってもシンプルに、「グラフィック」→「長方形」から作成します。

その後アニメーションを適用するのですが、上記画像のように「位置」のX軸のみ動かします。打っていくキーフレーム画像上の左から

  1. 画面左外
  2. 画面中心
  3. 画面中心
  4. 画面右外

です。動画の動きをテキストで説明するのは中々難しいですが、画面左外から入ってきて、画面いっぱい中心に停滞し、画面右外に抜けていく感覚です。

動きをスムーズにするために、キーフレームを右クリックして、「時間補間法」→「イーズアウト」or「イーズイン」を適用します。

ただこれ、実際に最終的な出来を見ながらキーフレームを調整して気持ちいい動きにしましょう。

2.ロゴレイヤー

ロゴは透過しているpngで用意します。YouTubeだとチャンネルロゴがいいですね。

これも1.BGレイヤーと全く同じように上記画像を参考に画面左外から右外に抜けるように「位置」のキーフレームを打っていきます。

3and4.テキストレイヤー

テキストレイヤーは「グラフィック」→「横書きテキスト」から作成したテキストになります。これを上下二つ分、中央揃えにしましょう。

このテキストレイヤーも二つとも、上記のBGとロゴと同じキーフレームを打ってあげます。上記画像を参考にしてみてください。

最後にアニメーションの調整

1~4のレイヤーが完成して「位置」のキーフレームを打ち終わったら、最後にアニメーションの調整を行います。

調整といっても簡単です。上記画像を参考にしてください。これは、テロップ入りトランジションが切り替わる途中をスクショしたものです。

こんな感じに、各レイヤーがバラバラのタイミングで左から入って中央に揃い、右に出ていくアニメーションをかけてあげたいので以下の処理を行います。

  • 各レイヤーに打ったキーフレームのスタートをバラけさせる
  • 各レイヤーに打ったキーフレームのエンドをバラけさせる

察しの良い方はわかると思いますが、単純にキーフレームのスタートとエンドをずらしてあげればバラバラのタイミングになります。

これで一通り完了ですが、ロゴ、テキストレイヤーに関しては、動き出しや動き終わりが遅すぎると背景からはみ出てしまうので、気をつけてください。

是非是非、作ってみてくださいね。

動画で作り方を確認する

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