会社としての1期目を終えたので、ちょっと振り返ってみます。

こんにちは。Sokoageの宮澤です。

久々にブログカテゴリーのコンテンツを書きます。

タイトルにも記載した通り、2020年3月で会社としての1期目を終えました。4月からは2期目です。

“起業”や”経営”ということに対して、決して自信があったわけではないのですが、結果として1期目は上々の内容で締めることが出来たと思っています。

今日は、そんな1期目を簡単に振り返ってみようと思います。

序盤戦

まずは、2019年4月からの序盤戦です。

とにかく準備

まず最初に待っていたのは書類の準備&提出でした。

登記書類やら、保険の書類。税理士さんとの契約・打ち合わせ。オフィスの準備…などなど、とにかく書類の準備が多かったですね。

公的な機関に、何度も足を運んだ記憶があります。

他にも、新しい会社案内や名刺、自社サイト・メディアなど、以前から準備を進めていたものも、このタイミングで仕上げになるので準備で若干バタつきましたね。

案件など

この頃の案件は、ぼくらが個人事業主としてお仕事をさせて頂いていたお客様が大半です。

当初は、これといってプッシュ型の施策を積極的に行なっていたわけではないので、当然といえば当然です。

うちの場合は全く0から立ち上げではなく、個人事業主として既にお客様がいたので、そういった面ではスムーズに走り出せた気がしますね。

NAISEI

個人の時代から、口頭レベルではお客様と話をしていた、クリエイティブの内製化支援サービス『NAISEI』についても、このタイミングで体系化し、サービスとして公開しました。

会社案内やサービスガイドなどの媒体に載せ、一斉にお客様に送付したことで、一定のリアクションをもらうことが出来て、そこから今の関係性に繋がっているところも多々あります。

ありがたいですね_(._.)_

引き続き、NAISEIをよろしくお願いします!

中盤戦

続いては、夏あたりからの中盤戦です。

とにかく実績づくり

ご相談頂ける案件は、とにかく全力でやってました。

その中で、ちょっとずつ感じるようになるのは、実績が足りないな…ということ。

この頃は特に、僕らから新しい提案をしても「まだ、そこまではいいかなー」とやんわり断られ、いわゆるアップセル・クロスセルに繋がっていなかった時期でした。苦しいですね。

社内の会議でも、実績が足りてない…というのは共通認識で持っていて、中盤戦はこの”実績づくり”が目下の課題でした。

売りたいものの実績を作る

その実績不足という課題を解決するために、とにかく実績づくりに重きを置きました。

とはいえ、やみくもに実績を作っても意味がありません。しっかりと”売りたいものの実績”を作っていく必要があります。

うちの場合だと、例えば「自社の映画館メディア運営に力を入れて、PV・CVの実績を作る」「実績用にほぼ無償で広告を制作し、数的効果を出す」など、この頃から若干資金に余裕が出てきたので、身を削りながらも実績づくりを優先しました。

その実績をもとにお客様に提案に行くと、もちろん提案の重みや信頼性が変わってくるので、反応も変わりますよね。

ここから先は今期にも関わる話ですが、そうやって少しずつお客様に新しい価値を提供していきます。

紹介が増える

ありがたいことに、お仕事をご一緒したお客様から、また別のお客様をご紹介頂く…みたいな案件が増えてきます。

嬉しい限りですが、意図しない突発的な案件なので、会社の数字的にはあまりアテにしていてはいけません。

紹介案件は、通常の案件とは違った緊張感(?)があります。紹介して下さったお客様の顔に泥を塗るようなことがないように、特に最初はしっかりと仕事をしましょう。

終盤戦

最後は、走り抜けた終盤戦です。

自分たちの本当の強みが見えてくる

会社として走り出す前に、何度も打ち合わせをし、2月には泊まり込みの合宿まで行なって、1年間の戦略や目標を決めたわけですが、必ずしもそれ通りいくものではありません。特に1年目なんて、そんなものかもしれません。

過去の売上を見てみると、想定していた半分以下の実績のものもあれば、予想を遥かに上回る売上のものもあるわけです。

ここで初めてわかるのは、自分たちが思っていた”強み・売りたいもの”と、お客様から必要とされているものに違いがあるということです。

ここの精度が高ければ高いほど良いのでしょうが、ぼくらの1年目はそれほど精度の高いものではありませんでした。

内状を具体的に言ってしまうと、自社サービスの『NAISEI』がもっと需要があると思っていたのですが、実際はWebまわりの売上が大多数を占める結果となりました。

もちろん、ご依頼頂く案件に割いた時間が結果的に多くなり、この結果になったのですが、これが明確になったのは、決して悪いことだとは思っていません。

むしろ、この結果を踏まえて、次期の戦略を練れるわけなので、確実に前進ですね。

とはいえ、まだまだ1年目です。これらが全てではないので、もっと経験を重ねて”本当の強み”を見出していきます。

実際に行動してる人の方が強い

これまでの内容も踏まえてですが、何かを悩んでいたり、打ち合わせだけしてたり…そんな風に時間を使うくらいなら、実際に形にしてみた方が良い。という考えが少しだけ湧くようになりました。

というのも、ぼくは「とにかくやってみよう!」「荒削りでも形にしよう!」みたいな考え方が、もともと好きではありませんでした。

もちろん、その内容や度合いにもよりますが、一度進んでしまったものの方向を変えるには時間と労力が掛かるし、ブランド的に一度着いてしまった色を変えるのは難しいと思っていたからです。

ですが、実際1期目を終えて感じたように、考えているだけのことと実際のニーズには少なからず乖離があるということを身をもって体感しました。

荒削り状態や、”とりあえず”で進める気は今後もありませんが、一旦データ収集のため。と目的を決めて、テストマーケを走らせることは非常に重要ですね。

保険とか税金って高いね!

そして、年間通して数字を見返した時に、最後に痛感するのがこれです。

会社員時代は、なんとなく「会社が半分負担してくれてるんだぁ」という認識で払ってきた保険や税金。これが自分の会社ってなると、その額の高さに改めて驚きます。

それほど高額な報酬に設定しているわけでもないのに、年間通して見るとかなりの額を納めていることがわかります。

これが高いとか、どうとか言っても仕方ないんですが、とりあえず額に驚くよ。という話です。

最後に

長文になってしまいましたが、株式会社Sokoageが歩んできた1期目を簡単に振り返りました。

最後までお読み頂き、ありがとうございます!

まだまだ会社としては駆け出し、個人としても駆け出しですが、2期目もさらにパワーアップして多角的にご支援していきますので、どうぞよろしくお願いします!

そして、株式会社Sokoageと一緒にお仕事をして下さっているみなさん、いつもありがとうございます。

これからも、いつものようにお気軽にご相談ください。全力で取り組みます!

ありがとうございました 🙂

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PROFILEわたしが書きました

『Sokoage Magazine』の管理人です。
Sokoageの代表として、デザイン/マーケティングの仕事をしています。 尊敬する人物は、ジャッキー・チェンとプロゲーマーのウメハラさん。K-POPと中華料理が大好きで、ゲーム・漫画・映画を嗜みます。北海道帯広生まれ。