【YouTube】エンドカード(エンド画面)の作り方と設定方法。

みなさんはYouTubeに動画をアップロードしたことはありますか?

最近は個人、企業問わずYouTube始められる方が非常に多くなってますよね。

YouTubeチャンネルを上手く効率的に運用していくためには、ただただ動画をアップロードするだけでなく、1つ1つの必要な設定を丁寧にしていく必要があります。

今回は、そんなYouTube運用の中で必ず必要になる「エンドカード(エンド画面)」の作り方と設定方法について詳しく解説していこうと思います。

ここをしっかりデザインすることで、1つの動画からチャンネル登録や別の動画への誘導が可能になるので、まだ設定されてない方はぜひ参考にしてみてください。

エンドカードの条件など

まずは、今回作っていく「エンドカード」を設定するにあたり、事前にその条件や注意事項を確認します。

これらを念頭に置いて、制作に入ってください。

  1. 動画の最後5秒〜20秒で任意の長さに設定可能。
  2. 配置できる要素は最大4つまで。
  3. 要素を配置出来る範囲は「1,803px × 789px」の中のみ。(動画のサイズがFHDの場合)
  4. 配置する要素を事前に決めておく。

以上の4点です。

それぞれ1つずつ詳しくご説明していきます。

1.動画の最後5秒〜20秒で任意の長さに設定可能。

書いた通りの内容ですが、エンドカードは最小で5秒。最長で20秒の長さで任意に設定が可能です。

ただ現実的なことを考えると、5秒は短いと思うので10秒〜くらいで設定しているチャンネルが多いように思います。

編集の段階で本編の最後に、これから作るエンドカードを設定したい時間分表示させるようにすればOKです。

2.配置できる要素は最大4つまで。

エンドカードには「自分のチャンネル登録ボタン」「特定の動画」「特定の再生リスト」「他チャンネル」「リンク」の5種類のボタンを設置することが出来ます。(一部のボタン表示には条件があります)

この種類の中から、任意のボタンを設置するわけですが、エンドカード内に置けるのは最大で4つです。

ここに設置するボタンは、「特定の動画」を1つか2つ。「チャンネル登録ボタン」を1つ。というパターンが多いかなと思います。

3.要素を配置出来る範囲は「1,803px × 789px」の中のみ。

エンドカードの配置可能範囲

上記でご紹介した各要素をエンドカード内に配置していくわけですが、画面内のすべての範囲に設置出来るわけではありません。

動画のサイズがFHD(1,920×1,080)の場合、要素を配置出来る範囲は「1,803px × 789px」の範囲内だけです。

この範囲以外には置けないので、デザインする段階で気をつけてください。

4.配置する要素を事前に決めておく。

上記の条件をもとに、エンドカードに何を配置するかを事前に決めておきます。

このエンドカードに限った話ではありませんが、デザインに入る前に要素を決めておきましょう。

それを、配置可能範囲内でデザイン&パズルしていく感じで作っていきます。

イラレでデザインを作っていく

今回はイラレでエンドカードのデザインを作っていきますが、上記の条件を守っていれば何で作っても問題ありません。

最終的にはjpgなどの画像データとして書き出して、編集ソフトで動画の最後に貼るので、これができれば制作過程はどんな形でもOKです。

配置可能範囲を記したテンプレートはこちらから。

前述の条件で、配置可能範囲を記したテンプレートをこちらからダウンロードできます。

イラレデータにはなりますが、これからの行程もやりやすくなっているテンプレートなので、ぜひご活用ください。

チャンネル登録ボタンを作る。

チャンネル登録ボタンのサイズ

ここからは具体的に、それぞれの要素を配置する部分を作っていきます。

動画のサイズがFHD(1,920×1,080)の場合、チャンネル登録ボタンは「300px × 300px」の正円で作ります。

デザインに合わせて、要素の配置可能範囲を意識しながら配置しましょう。

特定の動画を表示する部分を作る。

配置する動画のサイズ

次に、「関連動画」や「オススメ動画」「最新動画」の表示部分を作っていきます。

チャンネル登録ボタンとは違って、こちらはサイズの変更が可能です。

最小「618px × 348px」〜最大「862px × 486px」の中で自由に表示する大きさを変えることが出来ます。

最大サイズの「862px × 486px」まで大きくすると、配置可能範囲の中に2つ置くのが限界くらいのサイズ感になるので、ここも範囲を意識しながらデザインしてください。

編集ソフトに取り込める形式で書き出し。

これらの要素を配置する場所を決めて、デザインが出来上がったら、編集ソフトに取り込める形で書き出します。

静止画で表示させるだけなら、jpgなどの汎用性の高い形式で問題ないと思います。

この書き出す時に1つだけ注意点があります。

デザイン中に配置範囲を決めるために、正円や長方形の図形を使っていたと思います。

これをこのまま書き出してしまうと、YouTubeで設定する時にピッタリ配置出来ないと見栄えが悪くなります。これも含めてデザインしていれば問題ないのですが、“おおよその配置場所だけ決めてる”ような場合は、これは消してから書き出しましょう。

YouTubeで実際に配置する

エンドカードを編集ソフトに取り込んで、映像の最後に付けたら、完成した本編動画をYouTubeにアップします。

実際のエンドカードは、このアップロード時に設定することになりますので、この手順を解説していきます。

アップロードする時の「終了画面の追加」から設定する。

エンドカードの設定方法

YouTube動画をアップする行程で、タイトルや概要を入力し終えた次のステップで上図のような「動画の要素」という部分からエンドカードを設定していきます。

このステップの「終了画面の追加」にある「追加」をクリックしてください。

エンドカードの詳細を設定する。

エンドカードの詳細設定画面。

次に出てくる上図の画面で、エンドカードの細かい設定をしていきます。

ここではいくつか設定できる項目があるので、ポイントを絞って解説します。

  • 左上にある「+ 要素」:ここから「チャンネル登録ボタン」や「特定の動画」という要素をエンドカード内に追加していきます。
  • 右側のプレビュー画面:「+ 要素」のボタンから要素を追加すると、ここに実際のボタンが出てきます。白い網掛けになっている範囲内に要素を自由に配置していきます。
  • 下のタイムライン:編集ソフトのようなレイアウトになっているので、任意のタイミングでそれぞれの要素を表示させることが出来ます。

動画で解説

YouTube動画のエンドカードについて、その作り方と設定方法をご紹介しました。

冒頭でもお伝えしましたが、ここの設定をしっかりすることで「チャンネル登録」や「再生回数」の向上につながりますので、ぜひとも参考に設定してみてください。

最後になりましたが、動画でも実際の操作と合わせて、詳しく作り方と設定方法について解説していますので、合わせてぜひご覧ください!

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