動画編集は独学でできる?プロもやっていた勉強方法紹介

みなさんこんにちは、Sokoageの伊藤です。

ここ数年「動画編集」の需要が一気に高まり、動画編集スクールが多く設立されています。

個人のスキルアップに持ってこいな動画編集ですが、独学でも身につけることはできるのでしょうか?

そんな疑問に答えながら、動画制作歴10年の僕が実際にやっていた勉強方法も紹介したいと思います。

動画編集スキルについて

まずは巷で話題の「動画編集」スキルについて少しお話ししたいと思います。

動画編集の種類

一言で「動画編集」と言っても、内容は多種多様です。

企業系の映像制作の編集であったり、YouTubeの動画編集であったり、AdobeのAfterEffectsをゴリゴリに使った編集であったり。

昨今「動画編集スクール」と言われるものでは主に「YouTubeの動画編集」を学べるものが多いです。

YouTubeの動画編集について

動画編集には多種多様な内容がありますが、何が違うのでしょうか?

今回は「YouTubeの動画編集」をメインにお話ししますが、ざっくりと取得するスキルに以下の違いがあります。

  • 企業系の映像制作の編集
    →テロップやナレーション、カラーグレーディングなど総合的な編集力
  • YouTubeの動画編集
    →主なスキルはカット編集とテロップ作成
  • AfterEffectsの編集
    →アニメーションを作るスキル

です。「動画編集のスキル」と言っても、「絵を描くスキル」と同じでデッサンなのか水彩画なのか油絵なのか…色々なスキルによって構成されます。

今回は「動画編集スクール」で最も多く、基本的なスキルでもある「YouTubeの動画編集」についてお話しします。

動画編集は独学でできる?

結論から言うと、独学で学ぶことは可能です。

先述した「YouTubeの動画編集」におけるスキルは「カット編集」と「テロップ作成」で主に構成されますが、これらは動画編集ソフトにおいても基本操作のようなものなので、ある程度パソコンが使える方ですと、簡単に身につけることが可能です。

ただし、以下の場合は独学で学ぶことをお勧めしません。

  • 今まで資格の勉強等を投げ出してしまったことがある
  • パソコンに普段触れていない
  • Googleなどで検索する癖がついていない

また、独学ですとどうしても動画編集のセンスを磨くのには限界があります。

普段からYouTube、映画、CMなど映像・動画作品を見ていない方ですと、スキルというよりもセンスがついてこないことが多いです。

単純な動画編集スキルですと独学でも勉強は可能ですが、センスの伴う「編集力」を磨く場合は、スクールなどに入った方が早い場合があります。

プロもやっていた勉強方法

僕が動画制作を始めた当初は、今みたいなスクールは全くありませんでしたので、海外のYouTubeなどを参考に独学しました。

ここからは具体的に、動画制作歴10年で様々な企業やYouTubeチャンネルの動画制作を行なっている僕の独学勉強方法を紹介します。

まずは動画編集ソフトを触ってみる

先述の通り、「YouTubeの動画編集」における「カット編集」や「テロップ作成」はスキルとしてそこまでレベルの高いものではありません。

パソコンを普段から使っている方ですと、割とサクッとできてしまいます。

現に僕は中学校の講師として毎週生徒に動画制作を教えているのですが、この「カット編集」や「テロップ作成」で躓く生徒はほとんどいません

ですので、まずは動画編集ソフトをインストールし、適当な動画素材を用いて編集ソフトに慣れてみましょう。

テンプレや素材を買う

例えば「テロップ作成」というのは、動画編集のスキルというより厳密には「デザイン」のスキルです。

デザインのスキルは動画編集のスキルとは別軸で考えた方が良いので、もし自分にデザインセンスが無いと思うのであれば

テロップはテンプレや素材を買ってしまいましょう

安いものですと、2,000円前後で数百のテロップテンプレートなどが販売されています。

本気で編集する

編集の練習と言っても、やることがわからないという方が多いと思います。

そういった方は、他人を巻き込んで勉強がてら動画編集をやってみてください

知り合いのウェディングムービー、自分の会社の紹介動画、子供の成長記録…などなど。

この「誰かを巻き込んで制作する」というのが非常に大切で、進めていくうちに様々な壁が出てきますし、その人に満足してもらいたいから本気で編集をします。

編集は場数が命です。本気で編集していくと、スクールで学ぶより短い期間で成長します。

自分のスキルを理解する

例えば副業目的でYouTubeの動画編集スキルを身につけようとしている場合、実際に公開されているYouTuberや自分がいいなと思う動画と比較してみてください。

YouTube動画編集で生計を立てている方は少ないですが、お金を払って編集を依頼している人もいます。

「この編集だと単価は1万円くらいか」と目星をたてて動画を見ながら、自分のスキルとの違いを洗い出し、値付けしてみてください。

そうすることで今の自分の動画編集スキルを理解できます。

自分の現在の動画編集スキルを理解して、他の人の動画を見るインプットを怠らないことが大切です。

まとめ

動画編集は独学でできるか?という疑問に答えながら、僕の体験を踏まえてプロの勉強方法を紹介してみました。

これからは副業や個人のスキルアップを目的に動画編集、デザイン、Webなどを学ぶ方が増えてくるかと思いますが

スクールや学校に通う前に、まずは自分でやってみることをお勧めします。

動画編集の勉強に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

気軽に参加できる無料オンライン相談会やってます。

「こんな事って出来るんですか…?」 「こんな課題があるんだけど、なにか手軽に出来ることないですか…?」
お問い合わせや資料請求するほどじゃないけど、クリエイティブ関連でちょっとSokoageに聞いてみたい。というラフな相談から始められる、無料オンラインミーディングです。

PROFILEわたしが書きました

itotty

普段は動画制作をしてます。itottyです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」、「ブギーナイツ」、エドガー・ライト作品全般などなど。映画がとにかく好きなので、映画と絡めて面白くて、わかりやすい記事を書いていきます!