みなさんこんにちは、Sokoageの動画担当、伊藤です。
今日は連載シリーズ「初めての動画外注」の最終回、「動画制作の流れを知っておこう」です!
前回の記事はこちらから
前回の記事にて、「動画の方向性を決めよう!」にて、動画の方向性を決定できたかと思います。
今回は最終回となるのですが、前回決めた方向性を元に実際に外注の動画制作業者と制作を進めていきます。その際に動画制作の流れを知っていた方が良いと思いますので、紹介します!
動画制作の流れ
早速本題の動画制作の流れです。前回の記事にて方向性を決めていれば、あとはプロのお仕事です。
以下に大体の動画制作の流れを解説していきます。各パートで知っておいた方が良いことを書いています。動画制作の流れはあくまでも一例ですので悪しからず。
初回MTG
動画制作の発注先が決まれば、大体はヒアリングを含めた初回のMTGが行われます。
ここで、前回決めた動画の方向性が活きてきます。
動画を「何の目的で」「誰に向けて」「どういう内容で」制作したいかを明確に制作会社に伝えることで、より高いレベルで動画の企画が練ることができます。
企画(絵コンテ制作)
ここから先は動画制作業者の範疇となります。
まずは動画全体の構成やどういう画を撮るかを明確にする資料である、「絵コンテ」が作られます。動画の設計図みたいなものですね。
この「絵コンテ」でテロップを入れる場合はその内容が、ナレーションを入れる場合も読み上げるセリフなどが共有されます。
必ずしも絵コンテがあるわけではありませんが、絵コンテがあることで、動画制作業者と発注元のイメージが完成動画に近しい状態で共有されます。
また、絵コンテで撮影するカットが具体的になると、ここで改めて撮影日を算出して正確な見積りが出てくると思います。
あとはキャスティングなども必要であればこの企画段階で行います。
撮影日確定
絵コンテの修正などを経て、撮影日が確定します。
屋内の場合は大丈夫ですが、屋外撮影の場合は天気のことなども考慮しましょう。
撮影
撮影日が決まると、実際に撮影がスタートします。
撮影までに準備しておくことは後述しますが、事故のないように撮影が進むことを祈りましょう。
編集
撮影が無事終われば、最後の工程である編集です。
おおよそ2週間〜1ヶ月くらいはかかるかもしれませんが、動画制作業者が丁寧に編集を行なってくれます。
テロップやナレーションなどがついていき、だんだんと完成イメージに近づいてきます。
納品
編集後、修正が発生することもありますが、基本的にここまで来れば納品完了です。
あとは実際に動画を活用して、あなたのビジネスを盛り上げていきましょう!
撮影までの準備
最後に、発注元が撮影までに準備をしていた方がよいことを記載しておきます。
丁寧な動画制作業者ですと撮影までに説明はしてくれると思います。ただこちらもケースバイケースなので、参考までに。
住宅系の場合
モデルハウスや新築で撮影を行う時は、事前に掃除やモデルハウスで使用している看板などは隠しておきましょう。
いざ現場で色々ものを動かすと時間がかかってしまい、撮影が止まってしまう可能性があります。
可能な限り撮影当日までに綺麗な状態にしておくことが理想です。
工場系の場合
工場系は難しいのですが、可能な限り機械や現場の掃除は行なっておきましょう。油汚れなど致し方ないこともありますが、動画はそのまま映してしまうのでご注意を。
あとよくあるのが、工場内に置かれている商品などに発注元の情報が記載されていたり、機械メーカーのロゴなどが映ったりです。
どうしてもどけることができない場合は、事前にカメラマンの方に伝えておきましょう。
オフィス内の場合
オフィス内も同様に、書類の整理整頓や掃除などは行なっておきましょう。
どうしても社員の方の業務と並行して撮影を行う場合は、映り込んでも良いかなど事前に確認を取っておくと当日スムーズです。
まとめ
いかがだったでしょうか。全3回にわたって、「初めての動画外注」シリーズとして、動画制作を外注するにあたって制作がスムーズになるポイントを解説しました。
もちろんケースバイケースで変わってくることもあるのですが、大きな流れは掴めているかと思います。
やはり何かクリエイティブを制作するときに、外注に任せっきりだとトラブルの元になってしまいます。
動画制作を初めて外注する方に、少しでも参考になれば幸いです!