【地域の集客】地元企業が使いたい、効果的なローカル集客まとめ。

みなさん、こんにちは。Sokoageの宮澤です。

「広告の種類が増え過ぎていて、自分たちには何が最適なのかわからない…」

こんなお悩みを抱える事業主の方、担当者は非常に多いと思います。日に日に広告の種類は増え、今となっては効果があるのかないのか…それさえわからないような広告媒体もあります。

そこで今日は、地域に根ざしたビジネスを展開される地元企業のみなさんが、広告施策に迷った時に検討したい”効果的なローカル集客”について、ぼくらも実際に活用したことがある施策も含めて、その種類をご紹介します。

まさに今、広告施策に悩んでいるという方は、ぜひ最後までご覧ください。

オンライン広告

ここからは広告施策のタイプごとに分けて、ご紹介していこうと思います。

まずはオンライン広告ですが、”オンライン”と聞くと「地元で集客したいのに…オンライン…?」と首を傾げたくなる人もいると思います。

しかし、オンラインだからと言って、むやみやたらにネットで広告を配信するわけではありません。

しっかりとターゲティングを行うことで、オンラインでも自社の商圏にピンポイントで広告を展開することが可能です。

MEO対策

まずご紹介するのは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)=「MEO対策」です。

一番最初にご紹介している通り、MEO対策は近隣のユーザーに情報を届けるために最優先して行いたい施策の1つです。

具体的には、自社の店舗をGoogleマイビジネスに登録し、マップ検索しているユーザーに対して店舗を表示させることです。もっと言えば、近隣の競合店よりも上位に表示させることです。

Googleマイビジネスの登録自体に費用は発生しないので、無料で出来るという点も含めて、優先して取り組みたい施策です。

リスティング広告

次にご紹介するのは、リスティング広告です。

リスティング広告は検索エンジンに入力されたキーワードに連動してユーザーにリーチすることが出来る広告ですが、例えば地名やエリア名などと自社に関連する内容を掛け合わせたキーワードで出稿することで、該当のエリアで検索しているユーザーと接点を持つことが出来ます。

地域にもよりますが、地域名をキーワードに入れることで、入れない場合と比べて費用対効果も上がるはずです。

逆に、地域名・エリア名で絞ることになるので、検索ボリュームが少ないとそもそも表示されないような場合もあります。この辺りは、実際の数字と見比べる必要がありますね。

地域情報Webメディアへの広告出稿

比較的どこのエリアでも、地元の情報をまとめている「ローカルWebメディア」というものがあります。

地域の美味しいお店やイベント情報、その地域の歴史などをまとめているものまでメディアの種類は様々ですが、そこには確実に「そのエリアに住んでいるユーザー」もしくは「そのエリアに興味のあるユーザー」が集まっています。

そこに広告を出稿することで、そのエリアのユーザーにオンラインで情報をリーチすることが出来ます。

広告の種類(記事広告やバナー広告)や条件(費用やサイズ)は、Webメディアの運営者が独自で決めている場合がほとんどなので、お問い合わせして確認してみましょう。

ここでは便宜上、「オンライン広告」としてまとめましたが、フリーペーパーのような地域情報誌も多数あると思いますので、そちらも広告展開の対象になります。

近隣施設での広告展開

続いては、ターゲットとなるユーザーが日頃利用するであろう施設で展開できる広告について見ていきます。

これらの広告ラインナップは、どれくらいのユーザーがその施設を利用しているかによって、大きく費用に違いがありますがとても有効な広告になるので、最適なものを実施して成果につなげていきましょう。

映画館での広告展開

誰しも1度は足を運んだことのある「地元の映画館」。

そんな映画館では、様々な種類の広告ラインナップを企業に提供しています。

映画館の広告といえば、まず誰もが思い浮かべるのがスクリーンで上映されるCMだと思いますが、そのスクリーン広告(シネアド)の他にも、チラシのサンプリングやポスター設置、ロビーの大型モニターでの動画広告など幅広く展開可能です。

交通機関での広告展開

電車やバスなど、地域のみなさんの移動を支える交通機関。

そんな交通機関でも、様々な種類の広告ラインナップが用意されています。

例えば…

  • 電車であれば、駅での広告や電車内にも広告設置が可能です。
  • バスも同じく、駅やバス車内で広告展開が可能。
  • タクシーも車内に設置する広告などの用意があります。

これらの選択肢をもとに、自社のターゲットに最もリーチできそう、かつ成果に繋がりそうな広告を選んで実施していけます。

近隣店舗での広告展開

最後は近隣店舗での広告展開です。

少し抽象的な言葉になりましたが、これは実際にその店舗との関係性や店舗の規模などによって、振れ幅があるためです。

例えば、近隣飲食店/病院/スーパー/美容室にポストカードなどの販促物を設置してもらって、その代わりに自社の店舗にもそのお店の販促物を設置してあげたり…。

相互で協力して、地域のビジネスを盛り上げていけたら良いですね!

その他オフライン広告

最後にご紹介するのは、オンライン広告が主流になる前から活用されてきた、いわゆる”昔ながらのオフライン広告”です。

前項の「近隣施設での広告展開」とも類似していますが、ここでご紹介するのは自社が直接エンドユーザーにアプローチを掛けるタイプの広告になります。

これらの広告は古くから色んな企業が活用してきただけあって、今の時代は毛嫌いされるものもあります…。

ネガティブなイメージを持たれないように、十分に気をつけて活用してください。

ポスティング/DM

ターゲットとなるエンドユーザーに直接広告を届ける、ポスティング/DM。

一般的には、お客様のご自宅ポストに直接チラシ等を投函することを「ポスティング」。郵送でお送りするものを「DM」と呼んでいます。

イベントの告知等でこれらを活用されている企業も多いと思いますが、一方で効果が出にくくなってきている…と感じている方も多いです。

企業側からの一方的な広告になり過ぎないように、内容を上手く考えて展開する必要があります。

イベント開催

自社で地域に根ざしたイベントを開催します。

他の広告施策と比べて、準備等で時間・手間・費用が多く必要になりますが、「地元で定番の人気イベント」まで規模を大きくしていくことが出来れば、その効果は絶大です。

これまでの各種広告施策は、あくまでも広告媒体となるものに頼る形で展開していましたが、自社イベントで地域のユーザーを集めることが出来れば、これより強いものはありません。

当然のことながら、自社商品や店舗のPRが目的にイベントにならないように企画していきましょう。

新聞広告/折り込みチラシ

少し前までの広告の主流と言えば、これでした。

新聞の紙面に広告を出す「新聞広告」と、新聞と一緒に折り込まれる「折り込みチラシ」。

もちろん、今も広告のラインナップとして存在してます。

ただし、ポスティング/DM同様に、あまり直接的な効果が見込めない…という声も多く、その内容と企画が問われる広告媒体です。

一方で、新聞や折り込みチラシは、特定のエリアに比較的安価で配布出来るため、まずユーザーのリアクションを確かめるために実施してみるのはアリだと感じています。

あとは、新聞を読んでいる層と自社のターゲット層が一致しているかどうか…は、要確認ですね。

看板広告

これも古くから活用されている広告の1つです。

誰しも1度は目にしたことがあると思いますが、様々な看板に自社の広告を出稿出来ます。

看板は地元の広告代理店などが保有していることがほとんどで、看板自体に「広告主募集中」などと書かれているので、出稿を検討している場合はお問い合わせしてみましょう。

これも、看板の位置や、徒歩で見られるのか車から見られるのか…など、環境によって内容を検討する必要があります。

まとめ

地元企業がローカル集客に使える、効果的な広告施策についてまとめました。

どれも実際に目にしたことがあるものばかりだと思いますが、いざ自分が広告を考える側になるとアイデアが出てこないものですよね。

ここでご紹介した広告施策は、あくまで1つの「広告」であり末端に施策です。その広告1つで、会社が目標に掲げる成果を達成出来るなんてことはありません。

その広告施策を含む、マーケティングプラン全体を策定した上で「その広告はどういう人が見て、どういう行動を取ってもらうべきものなのか」まで狙って広告を展開しましょう。

みなさんのローカル集客が上手くいくことを願っています。

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PROFILEわたしが書きました

みやざわ

『Sokoage Magazine』の管理人です。
Sokoageの代表として、デザイン/マーケティングの仕事をしています。 尊敬する人物は、ジャッキー・チェンとプロゲーマーのウメハラさん。K-POPと中華料理が大好きで、ゲーム・漫画・映画を嗜みます。北海道帯広生まれ。