みなさんこんにちは、Sokoageの伊藤です。
度重なるアプデで、PremiereProでの動画編集はとても楽になりましたが、その分「重くなった」と感じることはありませんか?
この記事では、PremiereProが重い時の対処法を、最新版に則ってご紹介します。
そもそも素材が重い時
動画編集時に4Kの60pの素材など、そもそも動画素材がパソコンスペックに見合っておらず、動作が重くなってしまっているときがあります。
そういった時は割と「どうしようもない」というかパソコンスペックを強化するしかないのですが、以下の記事に書いてあるように打つ手は少しだけあります。
今回はそもそも素材が重いときよりも、PremiereProの機能自体が重くなってしまっているときの対処法となります。
シーケンス内の表示項目を減らす

まず最初にお試しいただきたいのが、シーケンス内の表示項目を減らすことです。音の波形や素材の上に表示されているアイコンとかですね。
色々なアップデートを経て、シーケンスに並べている動画素材に表示されている項目は増えてきています(波形やプロキシバッジなど)
あるととても便利な表示もあるのですが、これが動作が重くなる原因にもなっている可能性があります。
僕も実際にPremiereProが重くて仕方なかった時に、必要最低限の表示に切り替えたらかなりマシになりました。
極端な話、僕の場合は「オーディオ波形」が見えていれば最悪なんとかなるので、使っていない表示は消してみましょう。
ソフトを立ち上げてからプロジェクトを開く

続いてはは全く理由はわからないのですが、Twitterなどで見つけた情報から試してみると本当に軽くなった小技です。
PremiereProを立ち上げる際、いつも保存したプロジェクトのファイルをクリックして立ち上げていました。
そうしている方も多いと思いますが、PremiereProを軽くするために一度ソフトを立ち上げる→「プロジェクトを開く」で開いてみてください。嘘のように軽くなりました。
PremiereProのソフト立ち上げの段取りが違うのかなんなのか…。それ以来、現バージョン(v23.2)ではソフトから立ち上げています。
そもそも、なぜ重い?
そもそも、最近のPremiereProはなんでこんなに重かったのでしょうか。
あくまでも所感なのですが、「自動文字起こし」の機能が強化されキャプションが作成できるようになったくらいから異常に重くなり始めました気がします。
特に「自動文字起こし」を用いてテロップを作成している時が段違いで重かったです。今までと同じ動画素材の形式でも、重かったです。
ただそんななか、色々な解決策を調べていたところ、有効なのがこの記事記載の「シーケンス内の表示項目を減らす」と「ソフトを立ち上げてからプロジェクトを開く」が効果的でした。
参考になれば幸いです。