みなさんこんにちは、Sokoageの伊藤です。
今日は、動画編集初心者は必ず通るであろう、動画の書き出し方法をPremiereProを使って紹介したいと思います。
PremiereProがアップデートで操作画面がかなり変わっているので、最新版のver23を使ってやっていきたいと思います。
PremiereProでの書き出し方法

PremierePro ver23以降で、動画の書き出しを行う場合まずは「書き出し画面」を開く必要があります。
この「書き出し画面」に行き着く方法が3種類あるので、各々紹介したいと思います。
①ファイル→書き出し→メディア

PremierePro ver23以前でも使えていた方法で、最もわかりやすい書き出し画面への到達方法です。
上部メニューより、ファイル→書き出し→メディアを選択すると、書き出し画面が開かれます。
②ショートカットキーを使う
こちらもPremiereProの全バージョンで共通していた書き出し方法ですが、編集画面でシーケンスを選択した状態でMacだと「command+M」、Windowsだと「Ctrl+M」のショートカットキーを押します。
そうすると一発で書き出し画面が開かれます。
③「書き出し」タブを選択

PremierePro ver23以降で新たに実装されたのですが、PremiereProの上部に「読み込み」「編集」「書き出し」というタブがあります。
この「書き出し」のタブをクリックするだけで、書き出し画面へといくことができます。現状多分、これが一番はやくてわかりやすい方法です。
動画の書き出し設定
PremiereProで書き出し画面に行きついたら、次は書き出しの設定です。
色々と書き出しの設定があり、初心者の方はここでつまづいてしまうかもしれませんが、一つ一つ説明していきます。
ソースメニュー

まずは書き出し画面左端にある、「ソースメニュー」についてです。デフォルトのままだと、「メディアファイル」にチェックが入っていると思います。
ソースメニューは何をするところかというと、「どういった形式で書き出しますか?」という内容です。
メディアファイルの場合、mp4やmovなどの動画ファイルとして書き出されますし、YouTubeを選ぶと連携したアカウントにそのままアップロードしてくれます。
もし、「YouTubeの編集でしかPremiereProは使いまへん」って方は、ソースメニューのYouTubeでいいかと思いますが、ファイルとして書き出すのが基本的な使い方なので、以下ではこの「メディアファイル」として書き出す方法を紹介します。
メディアファイル設定

書き出し画面で「メディアファイル」にチェックが入っている場合、右側に上記の様なメニューがあるかと思います。各項目を説明すると
- ファイル名:書き出しの際のファイル名を入力します(デフォルトは作成したシーケンス名になっています)
- 場所:書き出し場所を指定できます
- プリセット:あらかじめ用意されたファイル形式のプリセットが一覧で出てきます。今回はわかりやすいように「カスタム」を選択します
- 形式:書き出し形式です。H.264を選べばmp4に、QuickTimeを選べばmovに…など、ファイル形式を指定できます
こんなところです。初心者の方は「?」となってしまうかもしれないので、汎用的に使える書き出し設定を後述するので、一旦は「カスタム」と「H.264」をお選びくださいませ。
基本ビデオ設定

次はメディアファイル設定の下にある「基本ビデオ設定」についてです。各項目が以下の通り
- フレームサイズ:いわゆる画質設定です。FHDや4Kなどを選択できます
- フレームレート:動画のフレームレート(fps)設定です
- フィールドオーダー:これはちょっと専門的ですが、プログレッシブを選択していればWeb上で使う分には大丈夫です
- 縦横比:こちらもちょっと専門的ですが、撮影時に特殊なレンズを使っていない限り正方形ピクセルで問題ありません
という感じです。各項目の右側にチェックが入っていますが、これを外すと各項目を変更できる様になります。
ただこの項目、「4Kのシーケンスで編集した動画をFHDで書き出したい」や「30fpsの素材で撮ったけど24fpsで書き出したい」などの要望がない限り、基本的にはソース(シーケンス設定)に合わせてしまってOKです。
書き出した動画が見れない…なんてことにはならないのですが、怖い方は上記画像と同じ設定で書き出してみてくださいませ。
オーディオ設定

最後はオーディオ設定です。ですが、ここは正直あまりいじることはありませんので割愛します。
時たま、シネアドで使う映像やデジタルサイネージで使う際にこのオーディオ設定を変更する必要があるかもしれませんが、YouTubeにアップロードしたり、SNSでつかう分にはデフォルトでOKです。
ちなみに、「オーディオ」の横の青くなっているタブをオフにすると、オーディオをのせない無音状態で動画のみ書き出すこともできます。
おすすめの書き出し設定
最後に、初心者の方は細かい設定がわからずおすすめの書き出し設定を教えて欲しい、となるかと思いますので、紹介していきます。
シーケンス設定で決めておく

前述の書き出し設定を見ていただくとわかるかと思うのですが、基本的には編集前に設定したシーケンスの設定に準じて書き出されるため、あまり書き出し画面でごちゃごちゃ変更することはありません。
上記画像の設定は、「Web上(YouTubeなど)」で汎用的に使えるシーケンス設定なので、もしわからない方は「シーケンス設定」からこの状態にしておきましょう。
ちなみにシーケンスの設定は上部メニュー「シーケンス」→「シーケンス設定」から開くことができます。
- 編集モード:カスタム
- タイムベース:24.00フレーム/秒
- フレームサイズ:1920×1080(4Kがいい方は3840×2160)
- ピクセル縦横比:正方形ピクセル
- フィールド:なし
- 表示形式:24fpsタイムコード
- 作業カラースペース:Rec.709
- オーディオサンプルレート:48000Hz
ファイル形式を変更したい場合
動画の設定自体は上記で問題ないかと思いますが、ファイル形式を変更したい場合は前述の「メディアファイル設定」の「形式」項目で変更が可能です。ここで形式を変更するとファイル名末尾のファイル形式が変更されて確認が可能です。
一般的なファイル形式は以下となります。
- H.264→mp4
- QuickTime→mov
中には音声ファイル形式なども混じっており、音声データのみ書き出しとなってしまいますが、一般的な動画のファイル形式であるmp4にしておけば安心です。
まとめ
いかがだったでしょうか。動画編集初心者の方に向けて、PremiereProでの動画の書き出し方法をお伝えしました。
書き出し設定自体がごちゃごちゃしていて、いつもわからなくなってしまう初心者の方が多いのですが、基本的にはこの記事通りに書き出せば、Web上では使えるかと思います。
参考になれば幸いです!