みなさんこんにちは！Sokoageの伊藤です。
インスタグラムを筆頭に、いまやどの工務店もSNS運用は欠かさず行っています。
そこで今日はインスタグラム開設に悩んでいる工務店の担当者の方に向けて、運用するメリットとデメリットを紹介していきます。
この記事の目次
インスタグラム運用について
まずはじめに、インスタグラムの特徴についてまとめると…。
- アクティブユーザーが3,000万人以上
- 写真や動画の投稿がメイン
- 実店舗型のビジネスに最適
- 容易にSNS広告がかけられる
という感じです。
特に「家づくり」を主としている工務店さんの場合、お洒落なお家の内観、外観を写真や動画でダイレクトにユーザーに伝えることができるため、多くの企業が力を入れて取り組んでいます。
さらに今までよくやっていた見学会イベントに行っていたチラシ配りに代わり、SNS広告で地域や家づくりをしたいと考えているユーザーに直接届けることができます。
フォロワーに関しても、もちろん多い方がいいですが地域密着型のビジネスの場合だと、万単位のフォロワーがいなくても成果がでる場合があります。
弊社がサポートを行なった工務店様でも、数百人のフォロワーでも「Instagramを見て来店しました」から成約に至ったケースがあります。
インスタグラム運用のメリット
そんなインスタグラムを運用するメリットを紹介していきます。
普段はリーチできない人にリーチできる
工務店が通常通り広報活動を行なっていると、なかなかネット上のユーザーにはリーチできていない可能性があります。
例えばチラシだと場所が限定的になってしまいますし、何よりチラシを受け取る側が家づくりを考えていない可能性があります。
インスタグラムでは、ユーザーが興味を持っている内容の投稿を自動で表示するアルゴリズムがあるため、普段はリーチできないユーザーにも情報を届けることが可能です。
ユーザーに有益な情報を発信できる
見込み客であるユーザーが工務店のアカウントをフォローしてくれることで、ユーザーにとって有益な情報を発信することができます。
例えばHPでは「会社の強み」や「こだわりのポイント」が強く押し出される傾向がありますが
インスタグラムを上手に運用することで「住まいの補助金」や「参考の内観」など、ユーザーにとって必要な情報を、リアルタイムで発信することが可能です。
イベントの告知が容易にできる
例えば「完成見学会」や「資金相談会」などのイベントを定期的に行なっている場合、その告知や広告も容易に行うことが可能です。
HPのニュース投稿では「ユーザーがHPを訪れて初めて見る」ことができる情報も、インスタグラムではユーザーのタイムライン上に自然に表示させることが可能です。
さらには先述の通り、イベントなどのチラシ配りを実施している場合、SNS広告でその代わりを行うことも可能です。
インスタグラム運用のデメリット
当然いいところだけでなく、インスタグラム運用をするうえでデメリットもあります。
定期的な更新の手間
インスタグラムを運用する場合、月に一回更新…という頻度ではなかなか成果が出ません。
少なくとも週に１回は更新が必要となるため、定期的に更新を行うという手間が発生します。
広報担当の社員の方、スタッフの方がいれば効率よくできますが、そうで無い場合は社内体制から整える必要があります…。
ネタを考える手間
インスタグラム運用の最低ラインである週に一回更新を実施するために、ネタを考える必要があります。
- ルームツアー
- 事例紹介
- 家づくりのコラム紹介
- イベント告知
などなど…ネタのジャンルはあるものの、その中身を考えたり写真を集めたりする…というのが非常に手間です。
弊社がサポートを行なった工務店様でも、このネタだけはどうしても社内で考えられなかったため、毎月更新分を弊社で提案させて頂いてます。
実務を行う手間
ここまで様々な手間がありますが、「実際にインスタグラムを触って投稿する」という実務も結構な手間です。具体的には…。
- 写真や動画の撮影、編集を行う
- 投稿本文を入力する
- ハッシュタグを設定する
- 投稿
という感じで、ネタがあったとしてもそれを形にする手間が必ず発生します。
実務時間でいうと最低でも２時間くらいでしょうか…（写真撮影含み）
さらに、もう一つ大事なのが「クオリティの維持」です。適当に撮った写真や動画でフォロワーが増えれば苦労しないのですが、やはりユーザーが見やすいように工夫をしたり、プロに依頼する必要が出てきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。工務店がインスタグラム運用をするメリットとデメリットを、弊社の実例よりまとめてみました。
インスタグラム運用は手間を考慮すればハードルが高く感じるかもしれませんが、それによる恩恵もかなりあります。
インスタグラム運用に悩んでいる際に参考になれば幸いです！
